ウィスラーっ子の夏の定番！ゴールデンドリームリバーをカヤックで流れる

夏のような日差しが心地よい、そんな良い天気が続くここウィスラー。5月末にバンクーバーから友人がウィスラーに遊びに来たので、少し早いけれど2人乗りカヤックを持って川下りをしてきました。

場所はウィスラーに5個ある湖の一つアルタレイク、今回はレインボーパークから出発して湖を横切ってゴールデンドリームリバーへ進入します。所要時間は大体2-3時間で、地元の若者達は大体ウォールマートなどで買える一番安いボート（25-30ドル位）を使って友達同士でぷかぷか浮かびながら流され、おしゃべりし、本当はダメだけどビールを飲みながら午後の遅い時間に楽しんでいます。

今回初挑戦の我々、早速湖を横切る段階で風やら波に持っていかれかなり体力を奪われました。やっとのことで川に入ると流れは緩やかで楽しみながら進めます。途中何か所かビーバーがダムを作った物も見られます。

今回は雪解け水の影響で水量が多く、途中に掛かる橋の下を通る際ギリギリすぎてヒヤッとする瞬間もありました。そして途中から川が合流し、流れが速くなり初心者の我々はコーナーの度に曲がり切れず草木にぶつかっていき、体中枝まみれでしたｗ

もう少し時期を遅らせれば流れはもっと緩やかになってくると思いますが、あまり遅い時期だと今度はビーバーダムの枝にやられてボートがパンクしかねないので要注意です。

この川は湖に住む魚、コカニーやレインボーなどの産卵の場所としても知られ、特に今のこの時期は丁度トラウト達が産卵に来ているので、特定のエリアは犬などを川に入れないよう注意が促されています。１０月頃にはコカニーが遡上することもあるらしいですが、まだ見たことは無く、先日友人がアルタレイクでコカニーらしき魚を釣ったので今年の秋に観られるかもと淡い期待を寄せたりしています。

コカニーは紅鮭と同じサーモンの仲間で、紅鮭との違いは海に航海するか淡水にそのまま残るかの違いです。その為コカニーは体はトラウト程の大きさにしかならず、しかし産卵の時には紅鮭と同じく体が赤くなり美しいと聞きます。紅鮭と同じく4年周期のライフサイクルなのかはわかりませんが、恐らくそれに近いと推測されます。とにかく今年観られることを祈っています。

話を戻すと、この川のフローティングは途中何か所か辞めれる場所があり、大体はメドウパークか、最終地グリーンレイクまで行く人が大半です。今回我々はメドウパークで降りて、カヤックの空気を抜いてから２人で交互に持ちながらトレイルを1時間以上歩いて出発地で車を停めてあるレインボーパークまで戻りました。正直これが1番疲れました… 車は２台用意するかタクシーを利用しないと辛いかな…無防備なところに蚊の容赦ない攻撃が無残だからねw

取り急ぎカヤックに穴が開くことも無く無事に終えることができホッと一安心です。

ウィスラーっ子夏の定番川下りカヤック